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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

あなぼこ

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あなぼこ

漢字で書けば穴凹。漢字で書ける位なので当然方言とはいえない。

遠州弁っぽい表現としては、「あなんぼこ」と言うのがそれらしく聞こえる。が、これも広範囲で使われてる言い回しなんだろうな。遠州でも使うよという事で記載。男女共用。

例文

「道んどんでかいあなぼこあいとってよお。それ知らんでけったあこいどったら、丸はまりよ。ど痛かったけど周りん人ようけおったもんでこっぱずかしいもんで、痛くない顔してちゃっと逃げてきただけど。見てみいこれひざっこぞう。すりむいて血い死んでるらあ。だあたあきた。」

  (道に大きな穴が開いていてね。それに気づかず自転車走らせてたらもー丸はまり。物凄く痛かったけど周りに人が沢山いて恥ずかしかったから、涼しい顔作って立ち去ったんだけど。見てよこのひざ小僧の辺り。すりむいて内出血してるの分かるでしょ。ド頭にきた。)

「あたあきたって、なにんおこれるよを。知らん衆らの前で恥じかいたもんでか?へんなとこん穴ぼこあってそれんはまったもんでか?」

  (頭きたってなにに怒ってるんだい?大衆の面前で恥じかいたから?それとも穴にはまったことが?)

「どっちもでえ。誰んあなんぼこ開けくさっただ。ほんと怒れるう。」

  (両方にだよ。どこのどいつが穴開けやがったんだ。むかつく。)

音声はこちら

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