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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

きよる

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きよる

自分は使わないのでらしいという事しか言えないのだが

「きよる」の意味は「格好つける」ということらしい。

知らなかったからずうっと「気負う」と言ってるのかと思ってた。

「お~お~なんか高そな服着てえらいきよって、まあ。」

という文章、知識なしの頭で考えると判断が二通り湧くところ。

ひとつめは、「気負う」。いつも違う服着て随分と気張ってるじゃないかと判読できる。つまり気合が入ってるという意味かと。もしくは「気負いよる」の短縮形なのかなと。

気負うだから気張る・気合が入る・意識してるとかいう意味使いだろうと解釈していた。「格好つける」も近いものだから結果当たらずといえども遠からずであったのだが。

でもまあ気負うは悪い事ばかりに使われるものではないが格好つけるは褒め言葉に使われるためしが少ないだけにニュアンスは場合によっては大分異なるな。「頑張ったねえ」と感心してるのかと思ってたが冷やかしだったということで相槌の打ち方とか結構な勘違いしてたかも。

ふたつめは、「来よる」(来やがった)。別の言い方だと「来くさる」。高そうな服を着て豪勢に来たじゃないかとも判読できる。「ようやりよる」(よくやるよ)とかでの「よる」の使い方かなと。

実際のところは「きよった」とかでないとこうは判断しないけれどこう判断しても意味は大きく外れているが驚いてるというニュアンスということであれば左程とんちんかんではないか。

どちらにしても過去を振り返ってうまく相槌打ててたのかなというのが心配になってくる。

この「きよる」。遠州に於いてどの集落辺りで使われる言葉なんだろう。それとも自分が無知なだけか。

例文はよく知らない言葉なので間違った使い方になるといけないので略します。きよって書いて恥掻いてもねえ。今更だけど。

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