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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

けえる・けえた・けやす

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けえる・けえた・けやす

順に、「消える」・「消えた」・「消す」と言う意味。「消」と言う文字を「け」と統一して発音するということ。若干「消えるは「きえる」という人の方が多いが。

ちなみに帰るも「けえる」と言うのであるが、イントネーションが異なるので聞き間違うことはまずない。

例文

「やあ!がんこ蚊あに喰われるだけど。なんでだあ?」

  (おーいー。すごい蚊に刺されてるんだけど。どうして?)

「そりゃO型の衆は喰われ易いっつうこんじゃないのけ?」

  (そりゃあO型の人は蚊に刺されやすいって言うしね。)

「をたこいてちゃかんて。ちゃんと蚊取り線香焚いてるだか?」

  (冗談言ってないでちゃんと蚊取り線香焚いてるのか?)

「失礼しちゃうやあ。ケチってるみたいじゃんかあ。ほれ見っせえ。」

  (失礼だなあ君は。まるでケチってるみたいじゃないかほら見てみなよ。)

「けえてるじゃんかあ。」

  (消えてるじゃないか。)

「あれま。ふんとだ。」

  (あれ?本当だ。)

「ふんとにじゃねえよ。てんめえわざとけやいたじゃねえらなあ。」

  (本当だじゃないよ。もしかしてわざと消したんじゃないだろうねえ。)

「そんなこすいこんせるかあ。する訳ないじゃん。だけえがどうしちゃっただかいやあ。」

  (そんなせこい事しないよ、する訳ないだろう。でもどうしちゃったんだろう。)

「はあええでちゃっとつけろやあ。」

  (もういいから早く点けてくれよう。)

例文音声はこちら

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