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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

ごんぼう

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ごんぼう

「ごぼう」(牛蒡)と言っている。

イントネーションは「棍棒」(こんぼう)みたいな発音に近く耳だけでだと(聞いただけだと)野菜のごぼうだとは聞こえないイントネーションである。「やん某まあ某ごんぼう」とか連なるイントネーションでは無い。

表記は「ごんぼう」としているが実際口で発してるのは「ごんぼお」である。

わざわざこう言う理由はあるのかというと、親しみ(身近)表現くらいしか思い付かない。特に「ごぼう」と「ごんぼう」での使い分けや意味の違いは無いと思われる。

男女共用の言葉。これが味噌。野郎言葉ではない。

あまり話しとしては膨らまないところだが、むりやり探すと、野菜果物でこういう言い方に変わるのは他にもあるのかというのを考えてみる。

「りんご」を「りんごう」とは言わないし「いちご」を「いっちご」・「いちごう」とも言わない。「ねぎ」を「ねんぎい」というかは微妙だが「かぶ」を「かんぶう」とは言わない。「白菜」を「はっくう」とか「ごま」を「ごんまあ」とかとも言わないよな。

といった風に変わった言い方することはなさそうだ。かろうじて「芋」を「いんもお」と言う位であろうが野郎言葉であって普通遣いの表現ではない。「ごんぼう」だけはごく普通に遣われるという特別といえるのかもしれない。なんでこういう言い方をするのかというのはもちろん知らない。

「ごぼう」だとなにか同音の言葉と紛らわしいからこうなったとも勘繰れるところであるがじゃ何と紛らわしかったのだろうとなるとさっぱり浮かんでこないのである。

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