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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

ばんげしま

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ばんげしま

夕方という意味。日が暮れる前なのか後になっても言うのかは不明。つまり何時から何時までを指すのかは私は知らないということ。

何故か私は「ばんげした」と憶えてしまっている。で、字も「晩餉下」だと勝手に誤って思い込んでいた。晩の食事の前かと。

しかしどうも色々とネットとかで調べてみると「ばんげしま」であって字についてもこうであると明確に記載されてるところがない。

「夕餉の支度」(ゆうげのしたく)という表現はよく使われていたのでそれと混同してしまっているのかもしれない。蛇足だけれど朝餉夕餉があって昼餉がないのは昔は一日2食という習慣によるものであろうか。

ちなみに「餉」(け)の意味するところは「食事」という意味だそうである。

「ばんげ」で夕方という表現は古い日本語であるらしく各地方でもまだ生き残ってる言葉で遠州だけに残っている訳ではなさそうである。漢字で書くと「晩げ」となるらしい。ただそれに「しま」が何故くっつくのか「しま」ってどういう意味?とかいう疑問は残るが「ばんげしま」となると遠州や駿河独特の方言ということになるらしい。

接尾語で「しま」様子(さま)の意。というのがあったので「夕餉の様」という意味なのかしらん。

例文については夕方をばんげしまと言い換えるだけなので特に使い方の説明が必要とも思えないので省略いたします。つうかもう普段使ってないほぼ死語だし。

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