忍者ブログ

遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

ど可愛いにい

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ど可愛いにい

遠州弁的言い回し

結構難しいもんなのかな遠州弁を喋るのは

テレビを視てたら、ドラマの番宣で磐田の雄(勇?優?)「長澤まさみ」氏VTR出演にて曰く

(このドラマ)「ど面白いにい。」

それを受けての千葉出身の広瀬アナウンサーのたまいたるは

(まさみさん)「ど可愛いにい。」

片や普通な遠州弁。こなたなんか違う遠州弁。文字に表わすと判んないだろうが

微妙なイントネーションもさることながら、継ぎというか区切るところが違うのである。

「どおもしろいにい」は「「どおも」+「しろい」+「にい」と区切って発しているから違和感は無い。

「どかわいいにい」は「ど」+「かわいい」+「にい」もしくは「どかわいい」+「にい」と区切って発しているから違和感が生じる。

この場合は「どかわ」+「いい」+「にい」と区切って発するのが普通の遠州弁であろう。「かわいいにい」の場合なら「かわいー」(いいをいーと伸ばして一音にしてる)+「にい」でいいのだが。

合ってるかどうかは知らないが、遠州弁は3文字以内でひとくくりにしたがる傾向が強いのかもしれない。遠州弁の特徴的な言葉とされる「だもんで」は四文字だが発するにおいての意識は「だ」+「もんで」か「だもん」+「で」(意味合いによって使い分けている)である。

遠州弁ってアクセントもそうだけどこういう区切る箇所が共通語と異なるというとこがあって、結構実際発するに於いて難しい言葉なのかもしれないとふと思った。

ちなみに「にい」は「から」・「よう」・「のに」等々色々使いどころによって意味合いが変わるが、この場合の「にい」は「よう」と訳すが相応しいかと。

「とても面白いよう」・「凄い可愛いよう」といった具合。

PR

コメント

プロフィール

HN:
はちまん
性別:
非公開

P R

フリーエリア

忍者カウンター