遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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遠州弁的言い回し
「考え違い」はれっきとした共通語だが
(あくまで個人的推察ですのであしからず)
辞書にも載ってるくらいの共通語であるが
「思い違い」と発するより
「考え違い」と発する頻度が遠州では多い傾向にあるのではと思える次第。
「あんた思い違いしちゃいんけ?」と言うよりも
「あんた考え違いしちゃいんけえ?」とよく言ってるのではないかということ。まあ非常に些細な傾向ではあろうが。
辞書には
「思い違い」事実と違った事を事実と思いこむ事。
「考え違い」(辞書には記載無くネット辞書にはあった)物事に対する誤った考え。心得違い。
などとあった。
実用としては往々にして「勘違い」という意味で使ってることも結構あると思える。「誤解」というニュアンスでも使われるんだろうかとなると、ん~微妙。
「思い違い」は間違いを指摘するというものだが、「考え違い」は間違いを正せという勢いが付く。
どっちが冷たく聞こえるかというと「思い違い」の方が露骨に指摘(否定)されてる気分になる。「考え違い」の方だと考え直せみたいな是正を求められてるというか。指摘とたしなめるの違いといったところであろうか。
それと「思い違い」=「思い込み」・「考え違い」=「勘違い」といったもので思い込みを否定されるのは言われ様にもよろうがやはりいい気はしない。勘違いだったらつっこまれてもその方が楽な時もある。そういった違いもあろうかと。
これらの実際の用い方が辞書にある意からすると正しいのかどうかは別として実際にはこういう意で使い分けられているような気がする。
まあ、あくまで個人的意見である。