忍者ブログ

遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

ツイッターより拝借致しお題ネタ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ツイッターより拝借致しお題ネタ

「黙ってたけどずっと前から好きだったんだよ。鈍感だからそんなこと知らなかったでしょ」

これを各地方のお国言葉でという問いかけのお題。

応じてみたいがツイッターでの応じ方がよう判らんのと長ったらしくなるのでブログ記事とした。

今風の遠州弁では決してないが、昔(昭和)はこんなだったと思召せ。

*設定をうら若きめな女性の告白としたらば

「ゆわんかったけどずっと好きだっただにい。(あんた)鈍感だもんで気づきゃへんかっただら?」

「知らなかった」を使うのであれば「知らなんだだらあ」辺りになろうな。

*同窓会とかで女性がひと昔前の想い出話として言うとなれば

「けっこう好きだっただにい ゆやあへんかったけど。でもあんた鈍感だもんでほんと気づかんかったらあ。」

*男だったら

「ゆえれんかっただぁ好きだったやあ。知らなんだらあ けっこう鈍感だでえ。」

男が言うと喧嘩売ってるも同然になるな。差し障りの無い様に変形すると

「好きだっただよを。ゆわんかったけど。判らんかったらあ 見せんようにしてたで。」

とかならまあ無難かあ。もっともそもそもがこんなこと言う男なんてしょんない以外の何者でもないが。

遠州弁的には「鈍感」=「とろくさい」という勢いが強く、告白に際して「鈍感」を使うにはあまり相応しい感じがしないところであり、「気づかない」が妥当と思われ、最低限でも「鈍い」辺りで止めとく方が無難な気がする。こういう感覚って遠州弁的なのであろうか。それとも全国共通なのであろうか気になるところではあるな。

追記

「好きだっただにい」以外にも「好きだっただよを」という言い回しがあるが

「だにい」を使うと今でもといった心残りな勢いが幾分含まれ

「だよを」を使うと今は吹っ切れたもう過去のという勢いが増すので

「だにい」を使うこととした。

PR

コメント

プロフィール

HN:
はちまん
性別:
非公開

P R

フリーエリア

忍者カウンター