忍者ブログ

遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

「すっころぶ」と「ひっころぶ」

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

「すっころぶ」と「ひっころぶ」

両方とも転ぶと言う意味であるが、その使い分けは

「すっころぶ」は、滑って転ぶようなときに

「ひっころぶ」は、ひっかかって躓いて転ぶようなときに使われる。

バナナの皮でステンという事であれば「すっころぶ」で

紐に足を取られてドテンという事であれば「ひっころぶ」という使い分けであろうか。

遠州弁かどうかについては、引っこ抜く、すっこ抜くというのが全国的であるならば遠州弁ではないということになる。まあ多分全国的のような気はするが。でも「ひっとらまえる」(ひっつかまえる)ということになれば多分に遠州弁臭い気がする。

例文

「スケート初めてやったもんではあすっころぶすっころぶ。たっとった時間の方が短いくらいだったよを。」

  (スケート初めてやったからもうね転ぶ転ぶ。立ってた時間の方が短いくらいだったよ。)

「わしなんかあれだにい、急いどったもんでえ、階段の段飛ばいて降りとったらやあ。足んもつれてもう思いきっさひっころんじまった。どいてえやあ。」

  (俺なんかあれだよ、急いでいたから階段、段飛ばしで降りてたら、足がもつれてしまって。それでもう思い切り転んじゃって物凄く痛かった。)

「転び自慢なんかして、平和だのおめえら。」

「病気自慢しんだけでも若い証拠だら?」

例文音声はこちら

PR

コメント

プロフィール

HN:
はちまん
性別:
非公開

P R

フリーエリア

忍者カウンター