遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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遠州弁的言い回し
「おおぼったい」と「はれぼったい」
以前の記事の追記。こういう使い分けもあるということで。
あくまで個人的印象に拠るものであり、正しい事を述べてる保障確証はありませんのであしからず。
「はれぼったい」は「腫れる」+「ぼったい」で「腫れ気味」ということであろう。
「おおぼったい」は「覆う」+「ぼったい」で「むくみ気味」ということになろうか。
医療的な解釈での「腫れ」と「むくみ」の違いと一致するかは知識が無いのであくまでごく普通?の平民の解釈。
そういった旨を前の記事で書いたが、それ以外の使い分けがあるかもと思えたので追記とした。
一部がということであれば「はれぼったい」
全体(広範囲)がということであれば「おおぼったい」
と区別されようか。(あくまでこういう使い方もあるという一例)
例えば右目周りだけが腫れているなら
「右目え なんかしらんが腫れぼったい。」と言う。
顔全体がむくんでいるなら
「顔ん やたらくしゃ おおぼったい。」などと言う。
そういう意味ではもし症状や原因が同じでも
どこが異常箇所か限定してる(はっきり分かってる)時には「はれぼったい」。
どこが異常箇所か限定できてない時には「おおぼったい」。
と発する使い方も有り得る。
そういった意味で単純に「腫れ気味」=「はれぼったい」・「むくみ気味」=「おおぼったい」と言い切れるものではないとこがややこしい。
お医者さん泣かせではあろうな。