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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

「つんで」と「つうんで」

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「つんで」と「つうんで」

遠州弁的言い回し

「~だっつんで」

「~だっつうんで」

はてどう違う?

レベル 日常ごちゃまぜレベル

「つんで」と「つうんで」。

さてどう違うかということを書くのでが、実際のところはいっしょくたあ(ごちゃまぜ)になっていてあまり差異はついていない。

基本的には「っつんで」・「っつうんで」と前に「っ」が付く形になる事が多い。

「笑っちゃうっつんで」

訳さば「笑っちゃうってんで」・「笑ってしまうてなもんで」。砕けて訳せば「笑っちゃうよなホント」・「笑っちゃうってか」

「笑っちゃうっつうんで」

訳さば「笑っちゃうというので」・「笑ってしまうというから」

とかいった違いとなる。したがって繋がる文章を考えると

「なんしょ笑っちゃうっつんでとてもじゃないが我慢できんやあつって出てった。」

  (どうしても笑っちゃうんだよなと笑いをこらえきれないからといって席をはずした。)

「なんしょ笑っちゃうっつうんで『あんた失礼だに。』って怒ったった。」

  (なにしろ笑っちゃうというものだから「それは失礼だろう。」とたしなめてやった。)

といった具合になろうか。

「つんで」は江戸っ子風味の「てんで」・「てなもんで」と殆ど同じかと思え

「つうんで」は「というので」の変と思えるところである。

似てるようで大いに違うものである。

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