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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

ぐんじょ色

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ぐんじょ色

子供の頃よく言ってたよなあ。
これが遠州弁なのかどうかは全く定かではない(おそらくは全国的だろう)のだがこういう意味での使い方をしてたというのを残しておこうかなという事で記載。もしかしたら地域によって使い方が異なっているかもしれないので。

まず言えることは決して「群青色」ではない。ネットで検索すると「群青色」の方言という意見もあるようだけど私らんとこでは絶対そうではない。凄い安物の「あお色」という勢いであろうが、むしろ「うんち色」という感じだという意見の方が同感するところである。

「ぐんじょういろ」(群青色)と書かれてあった青のクレヨンを初めて見た時、「ぐんじょ色」とは似ても似つかないとても綺麗な青で違和感を覚えたのははっきり覚えているところである。

なんだろ、「ぐんじょ色」ってのは色んな色混ぜ合わせ過ぎて輝きを失しなってしまったような印象を抱く色と申しましょうか。「ぐじょぐじょ色」と申しましょうか。「灰色」ではない事は確かだけど。経験上でいくと「青」なんだろうけど「土色」(茶系)に近づいてくみたいな。具体的なこういう色という記憶がないや。

土色といっても油絵具の「アンバー」や「シェンナ」のような自然な色ではなく、自然界には存在しないようなくすんだ土色だったようなイメージがある。

「どどめ色」とかも言ってたけどそれとどう違うのか今はもう全く記憶がないけど、とにかく「残念な色」を総称して「ぐんじょ色」と呼んでいたんだろうかな。「ぐんじょ色」といってよく色のセンスを疑われて囃されたような記憶が残ってるけど。

中学辺りまでは言ってたけど高校に入ったらもう忘却の彼方だったかな。もっとも授業でお絵かきの科目はなかったからというのもあろうけど。

追記

周りの人間に「ぐんじょ色」のことを問うたけど、結構同じ浜松でも意見バラバラだったな。私の意見は「混ぜた色」であってそういう色のクレヨンなんかなかったというものだが、「やまぶき色」とおんなしでそういう色のクレヨンが確かにあったという人もいれば「群青色」を真似したもので安価な分「ちんけな青色」という人もいた。

単なる俗称であって実際に「ぐんじょいろ」というクレヨンが実在したのかが気になるところである。

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