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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

としいく(歳いく)

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としいく(歳いく)

歳とってとか言う意味。

「歳いってから目覚めた」(年取ってから目覚めた)

とか言う風に使う。方言ではないのだろうが辞書とかでは出てこないので共通語ではないやもと言うことで記載。

遅まきながら・今頃になってという意味合いで使われることが多く、別に年老いてからの限定と言うわけではない。

「歳いった」だと「老けた」という意味であり、使いどころはべつものということになる。

「いった・いって」の漢字は何がはまるのかは知らない。

例文

「なんでえけったあなんぞ乗り回いてえ。」

  (おやあ自転車なんか乗り回してどうしたの?)

「お~。最近風切るの気持ちいいの知っただよ。」

  (うん、最近風切るのが気持ちいいってことを知ったんだ。)

「高校時分バス通じゃなかったっけか。全然乗っちゃいんかったらあ。」

  (高校の時はバス通学じゃなかったっけ?全然乗ってなかっただろ?)

「だもんで新鮮でやあ。」

  (だから新鮮でね。)

「歳いってから目覚めただけえ?」

  (今更ながら目覚めたってこと?)

「そうでえの。」

  (そうだね。)

例文音声はこちら

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