遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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遠州弁的言い回し
「こどむ」と「こぞむ」の
ニュアンスの違い。一例。
以前書いた記事での説明(講釈)以外に
別な見方(講釈)として、大変無謀(大雑把過ぎる)なのだが
「こどんでる」は「濁っている」
「こぞんでる」は「こびりついてる」
と説明できなくもないか。場所的には下とか底の部分を指すのが普通である。ただし「こどんでる」は全体が濁っている場合でも使われる。
「水槽ん中えらいこどんでて見えやせんじゃん。」
(水槽の中が大層濁っていて見えやしないじゃないか。)
「泥んがんここぞんでて底の方見えれえせんや。」
(泥が一杯こびりついてて底の方が見られないよ。)
といった具合。もちろんこういう使い方に限ったものではなく「こどむ」=「こぞむ」といった使い方も実際されているのであしからず。あくまで一使用例。
蛇足(脱線)だが「へどろ」という言葉。辞書とかでは「汚泥」(おでい)・難しくは「底質」と説明されてるがなんで「へどろ」と呼ぶのだろう。
屁みたいな匂がするから「屁泥」なのかなとふと思いついたのだが、決してそんなことではないらしいが。
一体どういうところからこう呼ばれるようになったのだろうか。言い出しっぺは誰(もしくはどこ)であろうか。