遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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遠州弁的言い回し
「いもしんに」
以前「いもせんに」という記事を書いたが、その継ぎ足し。みたいなもん。
「いもしんに」は「居もしない」+「に」
砕けて訳さば「いねえじゃねえか」・「いないじゃないのさ」。「いないねっ」と強く言い切るとかでも使われる。
「どこにいもしんに」を直訳すると「どこにも居もしないよ」・「(絶対)どこにもいないねっ」とかになろうか。
「に」は「よ」もしくは「かよ」とか「のさ」とかいったもので、効能は問い詰めてる勢いを増す効果がある。
例文
「きのうどうしたよを。行かんかっただけえ。」
「待ち合わせしただにつれん現われんかった。」
「あれえ、行ったっつってたにい。遭えなんだだ?」
「うそだよを。一時間以上待ったし、がんこ探いただにいんかったにい。」
「変だやあ。駅前のベンチんとこでずっと待ってたっつってたけどやあ。」
「そんなとこいもしんに。絶対いんかった。」
携帯の無い時代でないと成立しない話しである。